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店主の活動

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新年は桜城橋初日の出ラジオ体操会でスタート!

2022-01-05
新年、おめでとうございます。今年もよろしくお願い申し上げます。

さて、昨年に続いて今年も参加してきました「桜城橋初日の出ラジオ体操会」!
日頃からみなさんに健康づくりのための運動をオススメしていますが、まずは自ら率先垂範です。元日の朝5時半に起きて、真っ暗で厳寒の中、桜城橋を目指しました。昨年より大勢の人が集まっていました。今年も元NHKテレビ体操のお姉さんの押見愛里沙さんがゲスト参加され、ミニレクチャーの後、美しい模範演技を見ながら全員でラジオ体操をしました。新年早々、健康に良い事を行うのは気持ちいいですね。

体操の後は桜城橋の上からみんなで初日の出を拝みました。
今年もみなさんにとって健康で素晴らしい一年でありますように!

神農さんがやって来ました!

2021-12-16
京都在住のアーティスト、古川豪さんに製作を依頼していた「神農さん」の張り子の人形が先日、届きました。「神農さん」は皆さん、ご存知でしょうか?神農さんは中国で農耕技術を広め、薬草の知識を身をもって教えたと云う伝説のくすりの神様です。神農さんは薬草を片っ端から嘗めてはそれが毒か薬か、身をもって確かめたと云われます。伝説によると神農さんの胴体は透明に近く、外からも内蔵が見えたそうで、毒草を飲むと毒の回った臓器が黒くなるので、それを教えたそうです。
何度も毒に当たっては死地を彷徨いながらも自ら薬草を飲んでは奇跡の回復を繰り返していましたが、最後は毒草で斃れたそうです。そんな神農さんに敬意を払って、中国最古の薬物書である「神農本草経」には神農さんの名を冠しています。漢方には有名な「傷寒論」や「金匱要略(きんきようりゃく)」などの漢方医学書があり、それぞれの漢方の流派がこれらを元に勉強しますが、私が勉強した漢方のベースになっているのが「神農本草経」なのです。
私の知っている神農さんはみな怖い顔をしていますが豪さんの神農さんはニッコリ笑顔で何だかホッコリします。
これからも神農さんに倣って、勿誤(ふつご)の精神で正しい選薬に務めて参ります。

古川豪さんを訪ねました。

2021-12-03
先月の日曜日、どうしても会いたかった古川豪さんを京都へ思い切って訪ねました。
古川豪さんは私にとって尊敬する、日本フォーク界の重鎮であり、日本のピート・シーガーであり、本物のうた歌いです。そして、同じ薬屋さんでもあります。
今から20年ほど前に京都で漢方の研修会があった時、京都で薬店をされている松村先生に古川豪さんに会いたいのですが・・と伝えたところ、ナント、その場で電話して下さって車でお店まで送って頂きました。
突然、見知らぬファンの来訪にもかかわらず、豪さんは快く受け入れて下さり、いろんな音楽の話を聞かせて頂き、夢のような時間でした。
その後、豪さんが東海地区にツアーで来た時に豊川や金山、犬山までライブを聴きに行きました。敦賀まで写真展を見に行った事もあります。
最近もやぎたこさんのアルバム「WE SHALL OVERCOME」の中で素晴らしい歌声を聴かせてくれていたので、ぜひ、もう一度、息子が京都にいる間に会いたいと思っていました。
豪さんは今は薬屋をやめられて、イスズ楽房という素敵な工房をしておられます。
今回も貴重なお話を伺う事が出来て感激でした。
私も豪さんのように背筋を伸ばして、クリエイティブな仕事と筋の通った生き方をしていきます!
そして、私のお店には豪さんの張り子の作品「虎と豊干さん」が飾られています。
豪さん、ありがとうございました!

男川小学校2年生がお店訪問に来てくれました。

2021-11-25
11月19日(金)に今年も地元男川小学校2年生が課外授業の町探検お店インタビューで来てくれました。今年は10名ほどと聞いていたのですが、当日は20名近くも来てくれたので(人気ですね!)、急遽、2つのグループに分かれて調剤室見学と、私の漢方ミニ講座を行いました。身近な柿のヘタやミカンの皮が薬になるんだよと生薬見本を見たり、香りを嗅いでもらったり、薬研も実際に実演してもらいました。少しは漢方薬に興味をもってくれたかな?でも一番受けたのは調剤室の分包器だったようです。やかり今の子どもはハイテクの方が興味あるのでしょうか?最後は想定外の質疑応答で盛り上がって予定時間をかなりオーバーしてしまいましたが、とても楽しく賑やかな見学でした。
この中から一人でも薬剤師を目指してくれたらうれしいですね!

薬祖神祠(やくそじんし)を訪ねて来ました。

2021-07-14
まんえん防止等重点措置が解除された7月11日(日)に思い切って京都にいる大学6年生の息子に会いに行ってきました(今年初です)。京都では以前から一度訪ねてみたかった薬の神様「薬祖神祠(やくそじんし)」に行くことが出来ました。二条通りには昔から多くの薬屋や薬問屋が集まる薬の町でした。そこに薬の神様を祀って建てられたのが薬祖神祠です。鳥居の中の神社はガラスで仕切られていて入る事はできませんが、中には日本の薬の神様の「大国主命(おおくにのぬしのみこと)」と中国の薬の神様の「神農さん」と西洋医学の父とされるギリシャの哲学者「ヒポクラテス」の3つの神様が合祀されています。日本でも今は西洋薬が中心ですが中国の漢方薬や日本古来の民間薬など様々な医薬品を使い分けているように、良いものは何でも取り入れていくという柔軟で貪欲な発想が面白いですね。薬の神様にお参りをしてパワーを頂きましたので、ますます薬の道に精進していきたいと思います。

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